こどもの日によせて☆

ABETATSU

2008年05月05日 22:28

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☆きょうのさくひん☆



Vol.366♪TSくん4才
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子どもの頃、誕生日よりも何故か「こどもの日」が好きでした。
言葉の響もあったと思うのですが、町に出ても家にいても、大人の人
皆が子どもに優しくしてくれる日☆なんだと思い込んでいたような(笑)

先日2回目となるS病院に入院しているYちゃんの弟、T君のところにお見舞い&鯉のぼり
共同制作の為に、NIIKURA先生と一緒に行って来ました!
1回目は缶バッチの制作
今回はお母さんと色々相談の上こどもの日も近いということで、私が自作のミニ鯉のぼりを
持ち込むことに!!

NIIKURA先生と私とで布をピンと張り、マジックを持ったT君のペン先に
鯉のぼりを持っていき、T君の動きをなるべくきちんと残せるように
2人でサポート!朝の訓練でかなり眠い中・・・T君は頑張って仕上げてくれました。



完成した鯉のぼりを看護士さんを含め色々な人に見てもらおうと、病院内を
一緒に回りました!T君に声をかけてくれる様々な人たちの温かく愛情や優しさに満ち溢れた声!

T君は病気と闘いながら、ずっと入院生活を続けています・・・
しかし、病院内という暮らしの中で、幸せな生活をT君はおくっているのですね☆

私たちが帰るのを見送りに、病院の外にまでお母様と一緒に出てきてくれました
病院の入り口の自動扉が開き、移動式のベットをお母様が押しながら、緩やかな坂を下りるとき
春のあたたかな風がピュ~~~~っと吹き、T君が持っていた鯉のぼりに風が舞い込み
五月晴れの空に泳いだのでした!



私は感動で涙が出そうでした・・・
この自由に身動きができない小さな体で、T君は一生懸命生きています☆
お母様をはじめ保護者の方々の愛情、お姉ちゃんの愛情を一杯受け、頑張っています!

現代の社会は私が幼かった頃に比べると、子どもたちに対する様々な犯罪が増え
安心して公園で遊ぶ事すらできないような世の中になってしまっています。
子どもを虐待し死に追いやってしまう親・・・

こどもの日にこそ、改めて大人として未来ある子どもたちに何ができるのか?
何をしていくべきなのか?一人一人がきちんと考え、責任を持って行動していかなければ
いけないと思います。

大好きだったこどもの日☆世界中の子どもたちが平和で安心して暮らせる
ことを願いつつ、私も更なる努力を続けていきたいと思います。

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