Vol.418 本日の作品 Mちゃん 「大切な人への年賀状」
本日の作品は、扇町教室の森田純子先生からの投稿です!!
<以下純子せんせいより>
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目と目をあわせ、そして手と手をあわせて 先生一人ひとりに優しい声で挨拶してくれるMちゃん。
今年最後のセッションの日、一枚のハガキを両手で大切そうに持ってやって来てくれました。
いつも通りのあいさつの際、私に手渡してくれたのがこの年賀状です!
学校で一枚ずつ配られた『大切な人へかく』という年賀状。
なんとその一枚を、私あてにかいてくれたのです。
そして「じゅんこ先生に渡す!!」と、大切に持って来てくれたそうです。
うれしくて嬉しくて涙が出そうになりました。
贈る相手を思い、丁寧に描いてくれた絵から Mちゃんの優しさが伝わってきました♪
素敵な年賀状を、本当にありがとうね♪(じゅんこ)
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何とも素敵な年賀状なんどろう!!
このシーンに立ち会った私は心からそう思いました。
Mちゃんとのセッションで純子先生が感激の涙を流すのは2度目かな・・・
1度目は、夏休みに初めて人にプレゼントをしようと思い立ったMちゃんが、海岸で一生懸命拾って来てくれた貝殻を純子先生に渡した時☆Mちゃんのお母さんが「この子が、海で貝をとりながら、純子先生にあげる!と言ったんですよ・・・初めてのことで驚きました!!」と涙ながら、彼女にその話も添えてプレゼントしてくれた時、お母さんも大泣きでした。お母さんは、彼女が人に対して、そんな思いを持つことは、一生ないんじゃないかとも思っていたとのことでした・・・
そして、今回の「大切な人へかく!」の年賀状!彼女にとっての大切な人に純子先生がなっていることへの感動は、一緒に働いている私たちも同じく感動の瞬間でした。
今年1年は、私にとっても忘れられない1年になることと思います。
東日本での大きな震災、何ができるのか?スタッフ自ら声を上げてくれた募金☆
外部でお世話になっているK先生のお手伝いで、直接東日本大震災で被災された方へのサポート!一緒にモノ作りを通して少しでも笑顔になってくれる瞬間に出会えました。そして、何の恐れもなく空気を吸えることの大切さ、プールや海で水遊びができる素晴らしさも、サポートした子どもたちから教えてもらいました。こんなチャンスをくれたK先生に感謝です!!
これからも、できる限り続けてサポートさせて頂きたいと思っています。
教室をもう一つ増やす!!急な決定に、ほんとに何の文句も言わず、必死についてきてくれた関西スタッフのみんな☆ほとんど休みなく、恐ろしく過酷な10月・・・不安一杯でスタートし、慣れない様々な仕事を皆で協力して乗り切ってくれた11月☆そして、新しい子どもたちや、先生を迎え入れ何とか仕事納まで、事故なく無事にやりきってくれた12月、スタッフにほんとに感謝しています。
28日扇町教室の最後の生徒は、うちの教室での最年長生徒☆18歳のK君!K君はもう既に高校を卒業し働いているにもかかわらず、月に2度土曜日ボランティアで扇町教室や天8教室を手伝ってくれているんです!どんなに疲れていても、休まずキチンと働いてくれています!
今年急に児童デイサービスが20歳まで延長となったからこそ、縁が続きセッションも月4回!+ボランティアまで来てくれています☆
毎年最後の授業の時は、お母様がご挨拶に来てくれます!
そして、お母様から感動の言葉が・・・19歳から20歳までの1年間、中学生に上がる時と同じように児童デイに通うべきかどうか、区役所が審査をすることになっているらしく・・・私もこれは知りませんでした・・・(汗)
お母様は区役所に出向いた時、区役所の方に「働けているなら、児童デイサービスいらないのでは?」との問いかけに「この子にとって、コドモダスに行けてるからこそ、安定した心で仕事ができ、継続してくれている!!だからこそ、この子にとって20歳までコドモダスは絶対に必要です!!と言ってやりましたよ!」「この子も同じ思いです!!」と話して下さいました。ほんとに涙が出るほど嬉しい瞬間でした。
突然の上野先生の北海道への転勤!上野先生も飛ぶ鳥跡を濁さず!!ほんとに引き継ぎも完ぺきに!そして見知らぬ地、北海道美瑛町にコドモダスを!!と決意をしてくれたことへの、感謝!
きっと彼女なら、北海道でも沢山の子どもたちを幸せにしてくれることと思います。
そんな、リーダーを失った音楽療法ソナーレ!!
しかし、保護者の方から私への、クレームもなくほんとに自然な形で運営をしてくれています!
これもソナーレのスタッフ一人ひとりが、子どもたちに沢山の愛情を注いでくれているからだと思っています!みんなほんとにありがとう☆
私ごとでもあり・・・関西事業部コドモダスのことでもあり、純子先生&はるよ先生のことでもある、コドモダス!の初代サービス管理者、私の義理の母であり、純子先生&はるよ先生の母である、吉田佐也子さんの突然の死・・・余命をいきなり宣告され、2か月という短い期間精一杯、病気と闘い続けた母は、彼女の生き方そのものでした!
この生き様を目に焼き付け、精一杯生きて行かなくては!と誓いました☆
精一杯戦っている中での、義理の母の体調の急変・・・危篤・・・その知らせを伝えると、代表理事島津は超を超える忙しさの中、病院の場所もはっきり伝えてない中、名古屋から飛んで来てくれました!!最後の最後までコドモダスのことを心配してくれていた母に、島津は心からのお礼を言いに、駆け付けてくれました!彼女が危篤の義理の母の手を握り、お礼を言ってくれた時の義理の母の安堵の顔は今も忘れられません!!ほんとに感謝してやみません。
彼女とコドモダスを一緒に立ち上げようとした直前の法改正・・・その時救ってくれたのが義理の母、吉田佐也子さんでした!
今年最後の日の、今日の作品にMちゃんが純子先生に送った「大切な人への年賀状」をUPしようと、実は心に決めていました!
今年は沢山の尊い命が天国へと向かいました、その大切なひとへ!
沢山の感謝の意味も込めて、生きている私たちが、今を精一杯生きている、全ての尊い命のため、大切な人の為毎日を大切に一生懸命、何か小さなことでもよい形にし、足跡を残し、生きていかなければと思います。
ほんとに1年間ありがとうございました☆
皆様、良いお年をお迎えください!
あべたつ