2011年11月05日
具体的にほめる☆魔力!

Vol.381 本日の作品☆ Y君 「ハンバーグ」

本日の作品は、かるかる紙粘土と絵具、そして今日の制作の為に
公園で一生懸命拾ってきてくれたどんぐりを材料に作ってくれました☆
拾ってきたもので、ハンバーグ!
私もカリフォルニアの芸術大学に交換学生で行った時の
卒業制作が、街で拾ったゴミで作ったハンバーガーでした☆
何だか、そんなこともありとても親近感のわく作品!
準備からやる気十分のY君でしたが、たまに気が散ってウロウロ
そんな時、一気に作品に集中できる魔法が「具体的にほめる」です!
「ここの、ドングリの色天才的にええな~」☆
「おおお~~~、このハンバーグの屋根の形、めちゃめちゃ
格好いいな~~~!」と声のトーンを上げて伝えると
必ず、作品に戻ってきます!そして目を更にキラン☆とさせて
制作を再開させます。
ただほめる!漠然とすごいな~、うまいね~、だけでも効果はありますが
ほめる言葉も同じだと慣れてきてしまい効果が薄まります・・・
より具体的に良いところを見つけほめることで、子どもの目は輝きます!!
難しく考えず、自分が気付いた面白いな!きれいだな!不思議だな!みたいな部分をほめてあげるといいと思います。
ついつい、これなに?と聞きたくなりますが
先決なのはほめる!本日の作品なら、「このトゲトゲ恐竜の背中みたいで格好いいな~」☆とほめる!すると、「とげちゃうで、ぶどうやで!」と
こどもなりの答えがスムーズに返ってきます!このコミュニケーションも
やる気の持続にとても大切です!ほめるポイントが子どもの意図と違っていても全然かまいません!それはほめる側が感じた大切な気持ちなのですから!!必ず子どもに伝わり、ある意味子どもの自分では気づいていない作品の魅力に繋がり、こどもの世界を広げます☆
スタッフにもよく問いかけます!子たちは何故コドモダスを楽しみに来てくれるのだろう?
楽しい場所は、ディズニーランドやUSJなど一杯あるのに・・・
その理由の一つが、このほめられる☆ほめられたい!
ほめられて、自分を認めてもらいたい☆があるからだと思うのです。
駄目なとこ、できないこと一杯いっぱい言われてがんばてるこどもたち・・・
コドモダスでは、これからも、沢山子どもたちの良い部分を発見し
具体的にほめてやる気と自信を育てていきたいと思います☆
あべたつ